2014.01.27 | その他

結いの党に入党

 118日(土)に開催された『結いの党』結党大会に参加しました。それに先立ち入党届を提出し、党本部より受理されました。『結いの党』代表は現在、江田憲司衆議員(神奈川8区選出)です。今後は、『結いの党』の党籍を有した地方議員として横浜市会では、新会派『横浜の未来を結ぶ会』の仲間と活動していくことになります。

 私が江田代表と直接的な関わりを持ったのは、前々回の衆議院議員選挙。あの政権交代選挙の時です。それ以前も私は、元々、神奈川8区内の青葉区で政治活動を行っていましたので、面識はありました。ただ議員にとってそのスタートであり、有権者に自らの所信と訴えを広める最も重要な選挙という場で関わりを持ったのは、この時が初めてです。勝手連的に、迷惑を省みず選挙戦のお手伝いを致しました。

 しがらみにとらわれず、自民党に代わる政権担当可能な政治勢力を糾合し、中央(官僚)中心の政治の形を変える。企業・団体献金ではなく、個人献金と個人資金中心に政治活動費を捻出する。まず隗より始めよ、国民・市民に痛みを強いるならば、その前に自ら身を切ることもいとわず。痛みは共有する。政治家だけを安全地帯において別扱いしない。そうした主張や政治姿勢〔上述の部分は、江田衆議員の主張を聞いた上での、私なりの解釈ですが、およそ間違っていないと思います。〕は、私が政治活動を始めて以降、常に自分が目指してきたものと一致しました。

 政府(行政)と国民(市民)の関係、あるいは中央と地方の関係で言えば、政府・中央のやることを精査し、国民・地方の自己決定権を大切にすべきです。しかし現状は、自ら(政治家)を支援する組織・団体にただただ従い、その利益のためだけにバラまきを行う。その結果、財政赤字を肥大化させる。更には、社会全体の利益を縮小させ活力を損なう。将来世代に過剰な負担を強いて、その成長可能性と選択可能性を奪う。

 私は、そういった無責任な政治と決別し、むしろ新たなエネルギーを社会に生み出す核となる政治勢力を結集していく。そんな期待を持って先ごろ離党した党に約4年前に参加しました。しかし現実は理想通り、あるいは思い通りなかなかいかない。心機一転、仕切り直し。今回の『結いの党』参加となりました。

 

 『「政治は社会的弱者のためにある」を旨とする。』これは、『結いの党』の掲げる7つの理念のうちの一つです。昨年末まで在籍していた党は、国民(市民)の皆さまから、往々にして単なる新自由主義者、社会的強者集団と誤解されることが多かった気がします。確かに掲げる理念に「政治は弱者のために」といった趣旨の文章はなかったかもしれません。だからそう見なされているのかもしれません。今回『結いの党』に参加するのに際し、私が、最も嬉しいことは、段落頭に掲げた一文が、党の理念に加わったことです。党が掲げる目標、理念、使命そして姿勢や政策集の中で、特に我が意を得たりは、この部分です。

 「政治は、もっとも弱い人たちのためにあるべきと思います。そして普通の人たちのためにもあるべきだと思います。一部の恵まれた人たちだけのためにあるわけではありません。」。これは、私が最初に選挙に出馬した際に自ら作成したHPの挨拶文の一節です。まさに私が、政治において大切にする価値が、党の理念に掲げられたと思っています。

 

 私の現在のHPのプロフィール欄でも触れている通り、共通理念の下、政治勢力を結集し、政権担当能力のある政党を作っていくことは、必須です。それは日本の活力を維持し、成長可能な社会を実現させるための土台として必要です。ですから党の目標にもあるように、私たちは、この党の存続自体は目的化していません。同じ理念を共有する者が集まり、旧来の政治に対する一種のアンチテーゼというのか、対抗軸というのか、それを国民・市民にしっかり示し、国も地方も日本社会全体が、活力ある社会であり続けるために、旧態依然とした政治を打破していけるよう頑張ります。

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